Coronavirus新型コロナウイルス感染症が疑われる方への対応について

中国・湖北省武漢市で新型コロナウイルスに関連した肺炎の発生が報告され、日本国内にも感染が広がっています。当院では新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が疑われる方に対して、検査機器がないためPCRでの検査を行えません。
下記のいずれかに該当する場合は広島市新型コロナウイルス感染症コールセンター(082-241-4566・全日対応)へ相談し指示を受けていただきますようお願い致します。

  • 新型コロナウイルス感染症の患者さんと濃厚な接触※があった方
  • 息苦しさや強いだるさ、高熱などの強い症状がある場合
  • 高齢者など重症化しやすい人で発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状がある場合
  • 重症化しやすい人でなくても、発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状が続く場合
  • 発熱やせきなど比較的軽いかぜの症状が4日以上続く場合
※濃厚接触とはコロナウイルス感染症を疑う症状を呈した2日前から隔離開始までの期間に接触した方で、次の範囲に該当する方です。
感染者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等)があった者
適切な感染防護無しに感染者(確定例)を看護もしくは介護していた者
感染者(確定例)の気道分泌物もしくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い者
その他:手で触れることのできる距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策無しで、感染者(確定例)と15分以上の接触があった者(周辺の環境や接触の状況等個々の状況から患者の感染性を総合的に判断する)

また、当院では症状のない方を対象に、血液検査による新型コロナウイルス抗体検査(IgM・IgG)を開始いたしました。抗体検査は、過去に新型コロナウイルスに感染したかどうかを調べる検査です。

その他、相談窓口や参考情報を以下にまとめていますので、ご参考になさってください。

相談窓口

広島市新型コロナウイルス感染症コールセンター 082-241-4566 全日対応

ご来院に際して

下記の方はまずは電話でお問い合わせしてください。
また、お車で来院の方はお車でお待ちになって電話でご連絡ください、ご協力のほどお願いいたします。

  • 37.0℃以上の発熱がある方
  • 呼吸器症状(呼吸苦・痰・咽頭痛など)がある方
  • 1ヵ月以内に新型コロナウイルス感染症の流行地(海外や国内緊急事態宣言対象地域など)に滞在歴がある方

新型コロナウイルス抗体検査(IgM・IgG)について

血液検査による新型コロナウイルス抗体検査(IgM・IgG)を開始いたしました。
抗体検査は、過去に新型コロナウイルスに感染したかどうかを調べる検査です。以下のような方にお勧めします。

  • これまで症状はなかったが、知らない間に新型コロナに感染していたかどうか心配
  • 少し前に風邪のような症状があり、現在は症状がないが新型コロナ感染症だったのか確認したい
  • これから生活していく上で、自らが免疫を持っているのか知っておきたい

検査をご希望の方は、必ず電話(082-849-6200)でご予約のうえご来院下さい。
検査費用は¥9,000(税込)です。

本検査は保険適用外となります。検査キットの数に限りがありますのでお受けできない場合もあります。ご了承ください。

【新型コロナウイルス抗体検査の実施にあたり】

現時点では、新型コロナウイルスに対する抗体反応について不明な点が多く、臨床的な意義はまだ確定出来ておりません。結果に関わらずコロナウイルスへの感染防止対策を引き続き行ってください。
抗体検査は感染しているかを診断する検査ではないため、症状のない人が対象になります。

  • ①1か月以内に感染者の多い地域の滞在歴や国外への渡航歴がある
  • ②家族や職場などに新型コロナ感染者がいて濃厚接触した
  • ③現在37度を超える発熱や、咳や呼吸困難感などの感染症状が出ている

①から③に一つでも該当する方は抗体検査の対象ではないため、広島市新型コロナウイルス感染症コールセンター(082-241-4566)へ相談し指示を受けていただきますようお願い致します。

【抗体検査とは?】

抗体検査は新型コロナウイルスに感染していたかどうかを調べる方法です。診断をするための検査ではありません。PCR検査はウイルスが体内に存在するのかを調べるのに対して、抗体検査は感染していたかどうかを調べます。抗体は血液中に存在するため血液を採取して検査を行います。

【検査の方法は?】

手指や通常採血による検査です。

【抗体とは?】

抗体は、体内に侵入してきた病原体などを認識するたんぱく質の一種です。抗体には「IgM」・「IgG」の2種類があります。感染初期に出現するのがIgM抗体で、その後に出現するのがIgG 抗体です。抗体が作られるのは発症後平均12日前後と言われています。

【使用する検査キットは?】

当院が使用する抗体検査キットは米国製品で陽性的中率、陰性的中率、共に90%以上と精度が高い検査となっています。米国FDAの緊急使用許可に申請中で、すでに北米エリアを中心に世界各国で販売が開始されており、高感度に確認可能なキットです。製造元であるALFA SCIENTIFIC DESIGNS社(米国)が、独自技術である「DRIVEN-FLOW TECHNOLOGY」(流体速度を速める技術)を活用することにより、高精度かつ短時間(約10分)で結果を得られるようになっています。

【検査結果の見方は?】

・IgM・IgGの両方が陰性の場合
→感染したことがない、または感染後まだ抗体が作られていない状態。ですが、新型コロナウイルス感染を完全に否定するものではありません。

・IgMが陽性・IgGが陰性の場合
→最近感染した、感染初期の状態。(発症後、1週間から10日程度で陽性になります)

・IgMが陰性・IgGが陽性の場合
→感染後しばらく時間が経過し、抗体がある状態。(発症後、3週間以上経って陽性になります)

・IgM・IgGの両方が陽性の場合
→感染ししばらく時間が経過した、感染中期の状態。(発症後、2から3週間程度で陽性になります)

【抗体検査が陽性なら新型コロナウイルスには罹らない?】

現在、新型コロナウイルスに感染すると再感染をしないということは証明されていません。